意識レベルの確認 | 一次救命処置(BLS)【2】
【BLSも全部解説!】看護roo!オンラインセミナー
【監修】
東京労災病院 看護部
「意識レベルの確認」実施手順
(1)声を掛けながら、肩を叩く
(2)倒れた患者さんが、痛み刺激に反応があるか観察する
■ポイント■
痛み刺激は、胸骨をこぶしで圧迫したり、手足の爪を圧迫して判定する
『ジャパン・コーマ・スケール(JCS)』の読み方
意識レベルは、『ジャパン・コーマ・スケール(JCS)』によって意識レベルを大きく3段階にわけてあらわす
■ポイント■
・覚醒している状態を1桁の点数で表現する
・刺激に応じて一時的に覚醒する状態を、2桁の点数で表現する
・刺激しても覚醒しない状態は、3桁の点数で表現する
不穏、尿失禁、無言無動がある場合は、スケールの後に「R」「I」「A」をつける
⇒たとえば、痛みを与えると払いのける動作をし、不穏がある場合は「100のR」 となる